ASUS ZenBook 13 UX331UNに対してどうしても不満に思ってしまう点3つ

ZenBook 13はまず最初に言っておくと、値段や他との比較を鑑みると、最高にパフォーマンスが良い。半年使ってもそれはまず思う。

ただ、使っていくうちにつれて、(仕事でMacBook Proの2017年モデルと比較して)これはストレスだな、と思う点もブログに書きたくなるほどあるので、その不満を書きなぐってみる。

トラックパッドのジェスチャが深くカスタマイズできない

Windows10以前のASUSのノートブックにはSmart Gestureなるものが存在していたようだが、Windows10になってからは「Windows標準のドライバ使ってね^^;」という方針になっている。
いわゆるMacOSにある「トラックパッドの外からスワイプした時」の動作が定義されていないので、ブラウザナビゲーションは基本的に3~4本指の操作としてアサインする必要がある。(これはもうWindows自体の話なので、あまり関係ないかもしれない)

スリープ状態でのバッテリの減りが速い

これ本当にスリープしてる?となる。

恐らくGeForce MX150というディスクリートGPUを内蔵しているためか、少しGPUを使う場面(TensorFlowなど)の後にスリープ状態にしていると、気付いた時には放電してバッテリ0%、なんていう場面が何度かあった。
そのため、今は天板を閉じた時の動作を「休止状態にする」として対処している。

軽量化・薄型化のためにボディの剛性を犠牲にしている

端的に言えば、トラックパッド周辺の剛性が駄目。
ZenBookの場合はトラックパッドの下部がクリッカブルエリアになっているが、その部分はある程度荷重を掛けないといけないため、ペコっとクリックするとそれだけ沈む。

4本足でテーブルの上で作業する分には問題ないが、膝の上や丸テーブルで3本足になってしまう状況ではクリック時に明らかにボディ全体がたわんでしまう。

また、全体的な剛性もMacBookより悪いので、リュックサックで運搬していたら気付いた時には4本のゴム足で保持できずにグラグラしてしまい、なおかつトラックパッドが不自然な位置で引っかかるようになってしまった(これは手で逆方向にひねることで治ったが……)

最近発表されたMacBook Airも1.25kgと、昨今の1kg切りが当たり前のようになったウルトラブックと比較されてディスられているが、ストレスフルに使うにはそれくらいボディの剛性にコストを支払った方が良いという事なのかもしれない(ZenBook13 331UNは1.14kg)

まぁ使い倒す程度には愛用しているので、結構良いPCですよ。