ヤフオクで投げ売られていたMASIのミニベロをレストアして群馬まで走る

オタク週末旅行
MASIってマジィで格好良いですよね(前フリ)

出会い

さて半年前にロードバイクを買ったものの「もっとポタリングに使えるゆるいロードバイクが欲しい」と思いながらヤフオクを物色していたところ、MASIのミニベロが丁度目に付きました(即落札)
何もせずダラダラ悩んでる暇を使って働いてたらパーツやホイールが生えてくるのでこういう時の即決スキルは大事です。
実走できるとのことで埼玉スタジアムのある浦和美園まで。よく言えば自転車にとって走りやすい景色が広がっている。
お迎え。配送料が無いので大体15,000円
せっかく埼玉まで来たので西川口でぶらり蘭州牛肉麺の旅。ザムザムの泉さんごちそうさまでした。
現物を見ながらパーツごとに使うか使わないかを決めようと思っていたので受け取りを埼玉の出品者(事業者)まで。
実走できるとのことで念の為予備のタイヤと携帯ポンプを携帯して受け取りに行き納車したものの、若干動きが怪しい。
ブレーキのシューがカチカチになっていたり30km/h位の勢いで踏み込んでも20km程度しか出なかったり。この件については追々明らかになるのですが……

現車確認

さて傍目に見ても塗装の剥がれやサビが見えたので一旦ばらして使えるものと使えないものを選別していきます。が……
錆びきって油が抜け落ちたコッタレスBB
クロモリってこんな錆び方するんですね
全体的に思い出がこびりついている。このあとめちゃくちゃサンディングした
BB+クランク+ペダルで1500g
前輪875g
後輪1145g(チェーンプロテクター付き)
まさかのクランク+ペダルで1.5kgのホイール(タイヤ抜き)2kg超え。
ホイールが回転する際に生じる慣性モーメントは剛体の質量と重心の位置に関係するので、700Cの2kgホイールよりも更に回りにくい計算になる。どうりで。

この重要な所が気分良くライドするには邪魔だと思い、いっそのことドロップハンドル化しちゃえと思い立ち機材沼へ。

例によって中華ですよ

以前FELTをレストアした時は機材知識もなく「とりあえずブランドモノの中古落札しとけばいいでしょ」という発想でしたが半年機材ウォッチングをしたおかげで余計な知識が付き、中華カーボンと呼ばれる「質の保証もデザインの白黒も不明だがめちゃくちゃ安いカーボン樹脂製のパーツ」等必要なモノをAliexpressで調達。
SENSAH Empireという11*2速のシマノ非互換コンポ。フロントディレイラーの評判が微妙な以外は致命的な欠点が指摘されないコスパモンスター(4点セット+スプロケチェーン込で16000円)
コンポは一部界隈で有名(?)な新進気鋭の中華シフター。自称で105以上アルテグラ以下とのことだが、現行のシマノシフターを触ったことは無いので割愛。
ただし、シフターの握りとかは確実に5600世代の105より握りやすく手の小さい人にも優しい作りになっているのでメリットを感じます。変速も良好だがフロントディレイラーのねじを締めるところは規定トルクでもねじが空転するほどガバガバだったりするので、工作精度の細かい所に関して早めに検品するか諦めるのが良いかもしれない。

写真に写っているハンドルはOG-EVKINのちょっとスリムなカーボンハンドルですが、これも滑り止め処理の位置がセンターからズレてるのでやっぱり甘いなあといった感じ。
前輪527g
後輪678g
ホイールはKINRIN NBRリム+NOVATECハブの24H/24H組でペア1200gのそこそこ軽めのホイールなんと2万円アンダー。
セラーに問い合わせて「全部シルバーで組んでくれ!」ってお願いして受領確認の写真を送ったら商品ページに掲載された。載せるっていうならちゃんと撮ったのに……
クランクをR7000の105、すり減ったブレーキはダイアコンペのロングリーチのブレーキに換装。携帯バッグと合わせてトリコロールになるよう青をチョイス(イタリアブランドのバイクなんですけど)
元がライザーバー(ハンドルが上に曲がっている)モデルでコラムの高さが足りなかったのでジオメトリを考慮してちょっと短めでアップライトで構えられるようステムを調達。これも中華
前の方はちゃんとフレームを計測して既存のロードバイクと似たようなサドル・クランク・ステムの位置関係になるよう調整。これミスると組み直しですから

さらっとヘッドセットのキャップを黒い物に交換していますが今回のレストアで一番苦労したのがヘッド周りで、サビ落とし、ヘッドセット固着のため取り外し用の専用工具調達等で一週間くらい作業が止まってた。
傍目には白いフレームに見えますが塗装のチップを全部塗料で埋めた関係で間近で見るとブツブツしてます。こまけえこたあええんだよ。

フレームとフォーク合わせて3kg弱あるのでご愛嬌ですが、クランク、ホイールで軽量化した分を鑑みると結構軽量化したはず。

実装前の調整

自分の組み上げに自信が無かったのでPLAIN OLD CYCLE STORE(Facebook)という近所の自転車屋に持っていって軽く対面での調整を相談。
ディレイラーやブレーキの調整ネジの使い方、ブレーキにルブで注油してブレーキを軽くする……等細かいテクニックを教わって本当に助かりましたありがとうございます。
バラ完2台目といえど組み上げはダメダメだったので素直に知らないことを相談するのは大事ですね。

100km試走

ラーメン二郎とツーショット
ポートレート写真です
走行中に後ろまでズレたサドルとスペシャルラッピングされた上大岡駅の看板
組み上がったのが12月30日位で、年始に群馬でニューイヤー駅伝を応援するというイベントが控えていたのでロングライドに備えて実走。
ホイールが軽く経が小さいのもあって漕ぎ出しがめちゃくちゃ軽くて感動しましたが、高速域での失速やジャイロ不足でめちゃくちゃ横揺れしたことはご愛嬌なのかな。

群馬120kmライド

会社の同僚と合流して応援の様子(情報量ゼロ)
うろ覚えルート。池袋から群馬越境まではだいたい国道17号線
年明けに墨田区でハッピーニューイヤーしてそのまま群馬へ。
当日は路面も乾き人気の少ない年末年始だったので深夜の割には走りやすかったかも。

クロモリ+カーボンシートポスト+カーボンハンドルでめちゃくちゃフワフワな乗り味な割に風で煽られたり見えない路面の凹凸に苦しめられたので途中の24H営業のデニーズと朝マックで4時間位休憩と仮眠を入れてグロスで10時間、ネット6時間位。
脚力ゴミなので後半は25km/hを維持するのもしんどかったので二度走れるかと聞かれたらノーです

換装して完走した感想

主にいくつか箇条書きでピックアップ。
  • 15000円で買った中古自転車が実質ボロボロのフレーム以外使い物にならなかったので、安い中古自転車を買うのはこれで最後にしたい
  • フレームがクロモリで重くても足回りをちゃんとセットアップすれば貧脚でもなんとかロングライドできる。
  • アウター50Tでミニベロを回すとアウターのギアが売り切れるので52Tを買っても良いかもしれない(普通のロードバイクなら低めのケイデンスで流して30km/h出るのに対して、バカみたいに回転数で稼がなきゃいけないので)
  • SENSAHのシフターめっちゃ握りやすい。好き
金に糸目をつけず走行性重視なら中華ミニベロカーボンフレームが5万で調達できるのですが、7~8万くらいに収まってちょっとおしゃれな自分好みのバイクが出来上がってロングライドも達成できたので自分的には結構満足。

ごちそうさまでした(ウナ丼リスペクト)