2020年12月にアキバでジャンクPCを揃えるといくら掛かるのか

最近会社の入用で「手頃に使えるそこそこスペックのあるPC」を工面したかったため、以下のように秋葉原で調達した。

結論

かかった金額は以下の通り。
本体(NEC製 i5-6500 メモリ8GB)
11000円
無線マウス・キーボードセット
1,655円
無線子機・電源ケーブル
1,980円
DisplayPort→HDMIケーブル
2,620円
メモリ8GB・240GB SSD
5,760円
合計 23,015円

パーツの選び方

基本的にIntel CPU(i○系)の乗っているPCを選ぶ。
CPU型番の先の桁が世代を表すので、値が大きいほど世代が新しい。
CPUの基本的な設計の世代としては5000番と6000番で大きな違いがあるため、4xxx番と6xxx番があれば6xxx番を選ぶ(ただしi7-4790Kとi5-6500ではi7-4790Kの方が各ベンチマークのスコアは高い点や、ワットパフォーマンスは新しい世代の方が優れている点、各種IO(SSDや内蔵GPU)は新しい世代の方が近代化されている点、製造年が新しいため故障リスクをある程度軽視できる点などを考慮しておく。)
メモリは8GBでも数千円、SSDは新品購入が前提として考える。

予算の選定

最近のPCは旧世代と比べるとバカみたいにスペックの底上げが図られている(だいたいAMDのせい)ため、新品でi3-10100を1.2万円で買ってマザボ・電源・メモリ・SSD・ケースを適当なもので揃えてもOS抜きで5万円せずにi5-8400やi7-6700Kに近いスペックのPCが手に入るので3万円以上出す気なら素直に新品で揃えたほうが精神衛生上にも良い。

どこで買うのか

まず最初にショップインバース秋葉原1号店に行ってデスクトップPCのジャンク品を探す。
PCの上部等にCPUの型番が記載されていないものもあるが、適当に高い順に見て行って良さそうなものがあれば店内に通電確認用の場所があるので、そこでBIOSまで確認できれば購入。ただしOSは入っていないので、Windows10のライセンスを持っていない場合はパソコン工房 秋葉原 BUYMORE店アールガーデン秋葉原店を見て回る。何だかんだでOS非搭載のPCを陳列してる店舗は少ない。
調達できたPCの型番を確認しながらドトールコーヒー等で一服し、それに合うSSDや周辺機器はAKIBA PC Hotline!等のアキバ近況情報を合わせて調べて、安値で売ってそうな店をいくつか回る。

なぜ秋葉原に行くのか

  • リスクを呑んで少しでも安くでPCを用意したい
  • すぐ欲しい
  • 雑多な雰囲気でパーツ集めを行い、家に着くまで動くかわからないスリルを楽しみたい
  • PC関連アクセサリやその他雑貨でほしいものがあるついで
  • 紙の領収書が何かと便利
上記条件に当てはまらない場合は新品でPCを買ったほうがいい。何なら同じスペックでもヤフオクで買ったほうが安く上がるまである。

まとめ

何も考えずに歩いてるだけで1台組み上がるからジャンク通りは面白い。
来年はAWSがECS Anywhereとかいうオンプレのデータプレーンを動かすソリューションが出てくるようなので、メモリガン積みできる検証環境としてサーバー組み立てたいねみたいな気持ちも今はあります(来年になったら忘れてると思う)