Keychron C1のファームウェア焼きに失敗した

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教訓

Keychronのファームウェア焼き時に他のキーボードを繋いでると間違ってそっちにファームウェアが焼かれて死ぬ。

経緯

Keychron K1 V2を久しぶりに使う→キーが一部反応しない(実際はキースイッチの劣化だと思う)→藁にもすがる思いで公式からK1用のファームウェアをダウンロード→フラッシュ→繋いでいたC1にファームウェアが何故か焼かれる
デバイスの認識もなぜかKeychron K1になってしまい、C1の純正ファームウェア(White Backlight/Gateron)も手に入らないので完全に詰んだ…と思いきやQMKで改造ファームウェアを作れるらしいので試してみる。

QMK

最新のQMKのリリースをダウンロード
https://github.com/qmk/qmk_distro_msys/releases/tag/1.5.2

https://github.com/SonixQMK/qmk_firmware/pull/135
C1 white用のQMKファームウェアが有志によって作られているのでお辞儀をしながらClone。誠意の git submodule update --init --recursive でサブモジュールをロードして $ make keychron/c1/white でmakeする。
様子
すでに文鎮化してるのでWarningは無視して焼いてみる。
分解は細めのネジでカバーを外す→キーキャップを外して9箇所のネジを外す、の順
ブートローダーはキーボード下部にあるP6のピンをショートさせる。手頃なリード線をラジオペンチで掴んで押し当ててUSBケーブルを刺す。
Sonix Keyboard Flasherで上記の様にブートローダーが準備できればOK。ジャンプローダーのFlashは未検証。
ここで誤ってqmk offsetを0x00で焼いてしまったので無事文鎮化。0x200で焼かないとブートローダー領域まで巻き込んでしまって起動すらしなくなるっぽい。

上記のC1 White用のQMK Firmwareが出来上がったらこの手順が使えそうなので記事にしてみました。