Windows環境にきれいなAnaconda Navigatorを入れてKerasやらTensorFlow-gpuやらをimportしたスクリプトを動かそうと思ったら、このようなエラーに遭遇した
序数 242 がダイナミック ライブラリ
~~~~~(Anacondaのパス)\Library\bin\mkl_intel_thread.dll から見つかりませんでした
序数242って何よ?って思ってググってたら、GitHubのanaconda-issuesというリポジトリに同じ質問があった。
で、確認したところ、mklというライブラリのバージョンが悪さをしているとの事。
私はAnaconda Navigatorを使っていたので、mklのバージョン指定もGUI経由で行った。
便利ですね。
2018.0.2を指定して構築したところ、別のエラーが出るようになった。またお前か
今度はserpentAIという、ゲームのBOTフレームワークのissueに問題があった。
Win 10 cannot load intel mkl during plugin install
ここの回答によると、”C\Windows\system32以下にあるmkl*.dllファイルを全部消せ”とのことで、試してみたところうまく行った。
どうやらpythonの何らかのライブラリが「OSの環境にあるmkl(math kernel library)を優先して選択して、無ければpython上でインストールされたmklを使用する」挙動になっている気がする。
これらを消してもOSの動作に支障はなかったが、心配ならMicrosoftのページから最新版のMath Kernel Libraryをインストールするべきかもしれない。

エンジニアとして働く90年生まれ。Web系技術を追っかけたり、PCガジェットや自転車いじりが趣味。オーディオオタク。